アシスタントから思い切って転職に挑戦
ファッションデザイナのアシスタントから別の会社のファッションデザイナーに転職した実例です。
(Sさん、神奈川県在住、28歳)
私は専門学校を卒業してから4年間、24歳までファッションデザイナーアシスタントという立場で仕事(修行)をしていました。
デザイナーのアシスタントの求人は大学に多数きていましたが、なかなか気にいる条件の求人がありませんでした。
そこで中小のファッションデザイン会社にかたっぱしから問い合わせてデザイナーのアシスタントの募集がないかきいて、なんとか就職できたました。
しかし就職して4年が経過した段階で、勤めていた会社はこれ以上デザイナーを増やす予定がないことがわかったので、この会社にいても自分の未来はないなと思い転職を決意しました。
アシスタントとはいえ転職までに4年間の実務経験があったので転職サイトを利用していまの会社に転職できました。
年収はアシスタント時代の220万円から360万円に大きく増えました。
転職を考えはじめた時にまず最初にネットで転職サイトを探してどんな求人があるのかをチェックしました。
どんなサイトがあるのかもよくわからなかったのですが、運良く(?)アパレルの転職を専門に扱っているサイトと出会い登録しまた。
これは後から知ったのですがアパレル業界・ファッション業界ではかなり有名な求人サイトで、デザイナーの求人が豊富に有りました。
私が選考を受けた会社は一社だけでした。
最初に紹介されたいまの会社が自分にマッチしてたので1本に絞りました。その会社は待遇が良く、今まで不鮮明だった給料体系や残業代、残業時間が明確でカリキュラムのような形でデザイナーデビューまでのサポートもしっかりしてる所に惹かれました。
採用した若手をプロとして育成していこうというスタンスがはっきりでている会社でした。
面接できかれることと対策のコツ!
面接ではオリジナルデザインを数点提出する事になっていたので、いろいろ調べて準備しました。単なるデザイン画だけでなく、そのデザインを考えたきっかけやどんな視点でデザインとしてくみ上げたのかをわかりやすく自分の言葉で伝えることを意識しました。
面接では自己ピーアールに力をいれました。過去のデザイン画をみせながら限られた面接時間内に、自分が何を目指し、今後どんなデザイナーになっていきたいのかを簡潔に伝えることを意識しました。
面接ではの質問はシンプルで、
・なぜ当社を選んだのか?
・当社に入社後どんな仕事をしていいたいか?
・目指してる夢があるのか?
・自己PR
でした。奇をてらう質問などはなく、受答えから性格や人間性などをみている感じがしました。
幸いにも運よくこちらの会社に採用していただきました。
採用された要jは自己PRがきちんとできていたことが大きいきがします。
自分のいままでの経験を踏まえて、どんな強みがあるかを説明できたと思います。
それと、この会社で更に成長し夢を叶えたいとしっかり伝えられた事もよい評価をしていただいた気がします。
転職した会社は若者をターゲットとしたブランドを多数展開する会社です。デザイン的に特徴的なのは、ひとつのジャンルに縛られない幅広いファッションデザインを展開しており、社内にがいろいろなタイプのデザイナーさんがいらっしゃって非常に刺激的です。
当たり前ですがその分競争が激しいですね。
転職して良かったことは給料や安定した就業時間、プロのデザイナーとしての刺激のある仕事など、先がある未来がみえるようになったことです。アシスタント時代は自分なりに頑張っていましたが、アシスタントという立場ではどうしても先が見えない感覚がありました。
常に不安を感じて仕事をしていましたね。。なので、いまの会社に転職してからの安心感は大きいです。
唯一つらいのは月に一度、ファッションデザインの審査があることっで。毎月数点のデザインを提出するのですが、仕事とは別の課題なので仕事が忙しい時期はかなり大変です。
課題の作業は週末に家でしたりしてなんとかこなしています。ただこうした課題に真剣に取り組むことが、自分の未来につながっていると思えるので、前向きにがんばれています。
アパレル業界への転職で悩んでいる方へ
もし今のままで良いのか悩んでいるなら、まずは転職サイトなどに登録してプロの転職エージェントに相談した方が良いと思います。自分は4年間もアシスタントの時間を過ごしましたが最後の一年はそれまでの仕事の繰り返しであまり成長できなかった気がします。今から思えば、もっと早く転職活動を始めてればよかったなーと悔やみます。なので、今転職活動をしようか悩んでいる人がいたら動くことをおすすめします。
一人で悩まずに色んな所に相談してみて下さい。人に相談することで、ひとりで考えてばかりだと狭くなりがちな視野を広くしてくれると思います。
興味がある方はコチラの記事をお読みください。
→ ファッションデザイナーとしての転職のコツ