オンワード樫山 ファッションデザイナー

組曲、23区、ICB・・・人気ブランドのデザイナーの仕事って憧れますよね。

オンワード樫山は20代から30代の女性を中心に強い支持を得ているブランドを数多く抱えていますよね。

 

オンワード樫山

 

一昔前、今井美紀を起用した組曲のキャンペーンはかなり大々的にやっていました。
いまや、日本を代表する総合アパレル企業といっていいと思います。

 

オンワード樫山のブランド

 

社長もまだ40代と若い会社です。

 

ファッションデザイナーで転職を検討している人って、メーカーのホームページはみてますかね。
転職サイトで求人情報を探したり、まずは転職エージェントに相談するというのも全然いいと思いますが、会社の雰囲気を知りたいと思うなら、企業のホームページの採用のページをみてみるといいと思います。

 

オンワード樫山の採用ページですが、新卒採用のページに社員のインタビューが掲載されています。
こんな感じです。
オンワード樫山 ファッションデザイナー

 

オンワード樫山の採用ページの社員紹介はよくできていて、例えばファッションデザイナーの社員の紹介ページでは、

 

・なぜファッションデザイナーを目指したのか?
・具体的な仕事内容は?
・ファッションセンスを磨くために普段どんなことをしているのか?
・仕事のやりがいや達成感はどのようなものか?

 

などが詳細にまとまっています。

 

例えば、こんな感じです。

 

『組曲』では布帛、カットソー、ニット、服飾雑貨とチームがある。布帛の担当になり、入社後しばらくはアシスタント期間が続いたが、これがいかに重要だったか、後に改めて気づいた。「そのときにしか学べないことがあるんです。しかも、教える立場になって初めて、こういうことだったのか、と認識を深めたものも」。11月の春夏物、5月の秋冬物の展示会のための準備を早いものでは一年前から推し進める一方、スポット企画と呼ばれる通常より速いサイクルで作られる商品も作る。「様々なモノからインスピレーションを得るようにしています。街を散策したり、店舗を視察したり、生地を物色しに行ったり。ファッションに関係ないですが、ライブにもよく行きます(笑)」。お手本になるようなデザイナーの先輩たちがたくさんいることも、大きな刺激になる。「今も第一線で活躍されている大先輩もいらっしゃいます。そういう方の背中を見ているだけでも勉強になります」。パタンナーとのコミュニケーションも楽しい。想像以上のものが仕上がってくることも多い。「会社全体として、温かい雰囲気があるんです。当該ブランドデザイナーの仲間、そして、別の職種の方もそうですが、いい人が多い。優しいんですよね」。気さくにいろんなことを教えてもらえた。「意表をついたものばかりではないけれど、いいブランドだね、と言っていただける。そんな洋服づくりを目指したいと思っています」。
※オンワード樫山 採用ページ http://www.onward.co.jp/recruit/senior_5_3.html

 

オンワード樫山の職場は全体的にのびのびと自由闊達に仕事ができる環境のように見受けられますね。
おそらくは、各分野での専門職の社員が相当な高いレベルで仕事をしており、そのチームでまとまってひとつのものを作っていくという雰囲気が、ポジティブな雰囲気につながっているのかな、と思います。

 

人気ブランドを多数抱えているので、自分のライフステージや嗜好の変化に合わせて、別のブランドを担当できるチャンスがありますね。

 

採用ホームページでは、中途採用の募集をやっていないことも多いので、興味がある人はアパレル業界専門の転職エージェントに登録して希望を伝えておくとよいと思います。
企業ホームページでオープンに募集しなくても、水面下で転職エージェントを通じて非公式に採用を行うことはよくあることです。
公に中途採用を行うということは、何らか人のニーズが発生していることを公開することと同義なので、競合企業が余計な詮索をするかもしれませんよね。競合企業の余計なアクションをおこさせないことも意識して、非公開で求人を行うことは一般的に行われていることです。

 

オンワード樫山は特に、20代で今後大きく飛躍したいと思っている若手デザイナーが転職すると、優秀なスタッフに囲まれて仕事ができる環境があるので、より早く、大きく成長できる気がします。

 

オンワードのような人気企業にチャレンジする場合は、オンワードが求める人材を理解した上で、自分をアピールすることが求められます。もともはファッションデザイナーの転職希望者のためにまとめた記事ですが、アパレル業界志望者全員に通じる視点となっています。参考にされてください。
→ ファッションデザイナーの転職に必要な視点