ファッションデザイナー 転職事例

トップがワンマン、上司もイエスマンばかり。 この会社では自分が成長できない!

トップがワンマン、上司もイエスマンばかり。 この会社では自分が成長できない

 

アパレル会社に就職しましたが、オーナーがワンマンで、仕事に嫌気がさしています。上司もイヱスマンが多くて、仕事をしていても張りがありません。仕事をして、社会生活を営んでいれば、 いろなことで悩むものです。迷いや戸惑いは誰もがもつもので、その都度決断しながら生きていかなければなりませんよね。転職エージェントを訪問することも、けっこ勇気がいるものですよね。これまで数多くの人の転職活動をサポートしてきましたが、転職には、勇気、決断、実行力 が何よりも求められると思います。
私の元を訪れたAさんも迷える 一人でし た。何とか自分の仕事環境を変えたいと思って いましたが、とうしていいのかわからない。思い余って相談に訪れたのです。服飾の専門学校を本去来して中堅アパレルメーカーに就職しました。ヤングカジュアル系で、会社の業績もいい。商品コンセプトも自分のキャラクターにもマッチしていて、充実した 仕事をしていました。給料も同業他社から見れば十分満足のいくものです。でも、オーナーが非常にワンマンで、好き嫌いが激しく、社員がオーナーの 顔 色を見て仕事をしている状態です。上司に何度も話しをしても一向によくならない環境についに嫌気がさしました。

 

 

オーナーのワンマン経営が一概に悪いとは判断できませんが、社員に対しての思いやりや気遣い が欠けていては問題です。社員に対しては愛情をもって接することできる会社良い会社なのでないでしょうか。

 

Aさんの場合、 社員を育成し優れた人材をつくることに投資してくる会社がいいのではないかと思いま す。もちろん、今の収入を維持できるところが大前提ですが。
転職するときに何を優先するかは実はかなり難しい問題です。待遇か、会社の人間関係か、商品政策か、会社の将来性か。この辺を見極めるために、いろいろな人から話をきいていくのですが、いろいろと調べているうちに、オーナーや上司の指導の仕方が高圧的で一方的に感じてしま った
と が不 満の原因あるこ と がわかりました。つまり、彼女 自身が手がけた仕事に対してアドバ
イスした り、指導したりというのではな く、 一方的に 変更を命じられるというものだったようです。そこ に不満を 感じ、「この会社では 自分が成長で きない」 と 思 って しま った ので す。

 

ですか ら 私は、「社 員に投資する会社」 を勧めたわけです。
転職を希望する人が何を 望み、 何を 変えたい と 考え ているのか?
それをうま く表現で きれば 転職が成功する 確率はとても 高くなりま す。私はAさんに、 今の会社よりも 規模は 小さいものの、 デザイン 力に定評のある 会社を 紹介また。チームとして デザインに取り組む会社で 、そこ から育って 独立した人もいま す。 業界ではよく知られた会社で、 偶然にも 求人 が出されていました。3ヵ 月後、 私はAさんもう一度会うことにしました。そのときの彼女は、 仕事のやり甲 斐を 得た 表情に 満ち 溢れて いま した。 「いろいろなことを 勉強していま す。もっとも っと 腕を磨きたい」と意欲的に話して くれました。スキルを 伸ばすのは努力と職場の 環境であり、 転職はスキルを伸ばすひとつの手段だといえます