転職をきっかけにもっと成長したいんです。
相談内容
ファッションデザイナーとして今の仕第が不満というわけではありません。でも、このまま続けていくと、自分の創造力が成長しないないような気がしています。転職をきっかけにもっと飛躍できたらと思います。(30代・女性 Aさん)
3年ごとに転職してきました
Aさんの履歴書を見ると、3年ごとに3回の転職をしており、しかも、いずれの会社もすべて3月に退職し4月には新しい会社に再就職しています。
最初の会社は上場企業の大手アパレルでレディスのャングカジュアルのデザイナーとして勤務していました。
社会人としての仕事馴染むように無我夢中で働いていたそうです。
毎日の仕事は大変でも吸収することが多ぐ充実した日々を過ごしていました。
しかし、勤め出してから2年半を過ぎた頃、デザイナーの仕事でスランプに陥り、仕事が思うように進まなくなったそうです。
そこで先輩のデザイナ:に相談したところ「自分もそのような時期があり、私の懇意にしている転職エージェントに相談に行った」と聞いて、Aさんも転職エージェントに相談にいきました。
Aさんは転職エージェントのカウンセリングを受け、自分の今後のあるべき姿を描くことができたようです。転職エージェントとじっくり話し合って、新しい職場に転職していきました
。
二度目の就職先もカジュアルウェアの会社ですが、前の会社よりもワンランク上の品揃えをしていたためデザイナーとしての感性をより発揮することができたようです。
その後、転職して3年が経過し、Aさんは再びキャリアアップのために転職エージェントを訪問したそうです。
キャリアを生かし、他の職種への転職を検討
エージェント: 会社で何か不都合なことでもあったのですか?
Aさん: 紹介していただいた会社はとても良い会社でした。何一つ不満はありません。でも、私自身がアパレル業界にかかわって6年がたちました。このまま同じ仕事を続けていると、デザイナーとしての創造力が活性化されないような感じがして不安です。
新鮮な環境を求めたいのです。
エージェント:よくわかりました。それではAさんの今までの経験の延長線上で考えられるいくつかの仕事を探してみます。
延長線上というのは、デザインの仕事ばかりではなく、営業的な業務をプラスしてみるとか、MD的な仕事にトライしてみるなども含めて、いろいろ可能性を探ってみることも必要ではないかということです。
Aさん:大変参考になるアドバイスをいただきました。営業系の仕事も一度は経験したいと思っていましたので、よろしくお願いします。
エージェント:それではOEM企業の営業企画の仕事を紹介しましよう。この仕事をマスターしておけば、将来のステップに必ずつながります。
年齢に合わせたビシネスライフを描く
Aさんさんのように現状に安住せず、いつも3年先、5年先を考えて仕事をしていれば、それが習慣となり、先を読む方がついてくるようになってきます。
スへシャリストとはいっても、アパレル業界で50歳になると働く職場が少なくなるとよくいわれています。
しかし、経験や能力が生かされる場面をもっと柔軟に考えてみると、必すしもそうとは言い切れないと思います。
40歳になったら自分のキャリアと年齢を考えて、職種や手がけたいプランドを自分のキャリアと年齢に重ね合わせ、これまでの職種からの転換を考えてみることも必要です。
つまり、
培ってきたキャリアを生かして、別の職種へと選択の幅を広げてみる
ということです。
高齡化の進行により、新しいマーケットが出現することでもあります。5年先、10年先には市場構造の変化、消費者の情報人手の高度化により、価値観は大きく変化してくるでしよう。
そうした時代の流れを見極めたうえでので自己変革と、新しいビジネスライフを創造していくことが何よりも必要です。
Aさんはこれからも自分のキャリアを計画的に積んでいくことでしよう。
また何年か先には、さらに成長した姿で転職エージェントを訪ねることになるかもしれません。それを楽しみにしましよう。
転職は、キャリアアップの一つの方法。年齢に合わせて職種選択の幅を広げてみることも必要だと思います。
→ ファッションデザイナーとして転職に悩んでいる方は、「アパレル業界専門の転職エージェント」に相談してみるとよいと思います。ファッションデザイナーとしてのキャリアアップやファッションデザイナーから別の職種への転職を含めて相談にのってくれると思います。興味がある方はこちらの記事を読んでみてください。
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